試合結果

リベンジか返り討ちか。

11時から予定していた1試合目は前日の雨によるグランド不良により中止。15時からの2試合目は雨の名残はあるもののできなくはない。したらやるでしょ。ということで迎えるは今年の開幕戦で手合わせしたウルトラス。投打が噛み合い8対3で勝利したが、容易い相手でないことは織り込み済み。相手は当然リベンジを果たそうと挑んで来る。返り討ちにして早々に借金返済となるか。

据え膳食えず。

相手投手は球速はかなりあるが制球に苦しみ3つのフォアボールで2アウト満塁のチャンス到来。続くUMEがフォアボールを選び労せず1点を先制。このまま一気呵成に打って大量得点と行きたい場面だったが、追加点を奪えず。据え膳食わずは男の恥と言うが、貰ったチャンスを活かせないのがツインビー。点差のアドバンテージを得られないのは勿論のこと、それ以上に「これはいける」と相手に精神的な余裕と勢いを与えてしまう。そんな懸念もあったが、キャッチャーNOBの好リードもあり先発NAKASHIMAは三者凡退に抑え、相手に勢いを与えずに済んだ。

勢いを与える。

2回、先頭NOBのヒットと四球で1アウト2・3塁の追加点のチャンスを迎えるが無得点に終わる。するとその裏、2塁打と四球でピンチを背負うとタイムリーを打たれ同点に。続く無死2・3塁のピンチで右中間に打たれるもセンターYOUSUKEがファインプレー。しかし、返球の中継プレーが乱れた間に1人生還。さらにタイムリーを浴び、この回3点を失った。1回は攻撃からの悪い流れをたち切ったが、2度目はそうはいかなかった。3回、1アウトからSHIMAYANがレフト戦へツーベースヒットを放つ。その後エラーとデッドボールがあり、2アウトながら満塁となるがあと1本が出ず追加点ならず。その裏、簡単に2アウトとするも突然NAKASHIMAの制球が乱れだし、3連続フォアボールを与える。この日のツインビー打線を考えると、これ以上点差を広げられたくない場面。何とか後続を打ち取り無失点で凌いだ。

残塁祭り。

4回、1アウトからKOGAが2塁打を放つ。その後デッドボールがあり2アウト1・2塁でバッターは一発が期待できるRYUSEI。この日は2三振を喫しており、この打席にかける意気込みが傍目にビシビシと感じられる。結果亭にフォアボールで満塁に。そしてバッターは前の打席で強烈なツーベースヒットを打っているSHIMAYAN。しかし初球サードゴロでアウト。初回こそ押し出しで1点を取ったものの、毎回得点圏にランナーを置きながら1点も奪えず残塁祭り。回を追うごとにゲームの流れは相手に傾いた。

最後の粘り。

4回裏からはRYUSEIがマウンドに上がるが、ヒットとフォアボールで1アウト1・2塁からレフト線ギリギリに2点タイムリー3ベースを打たれる。その後、連続フォアボールで満塁となりさらにピンチは続く。しかし後続をしっかり抑え、傷口を広げることはなかった。時間的に最後となる5回表の攻撃。先頭OKIとUMEが連続フォアボールで出塁。すると続くGIALISがタイムリーを打ち、このゲーム初めて自力で点を挙げた。さらにNOBの内野ゴロの間にもう1点追加。1アウト3塁とまだまだチャンスは続き、NAKASHIMAのタイムリーで3点目がが入り1点差まで詰める。その後、2アウト1塁からYOUSUKEの2塁打で2・3塁に。一打出れば同点、サヨナラのクライマックスを迎えるも内野ゴロアウトでゲームセット。4対5の惜敗に終わった。

文責：#28 NAKASHIMA