試合結果

ツインビーの試合結果をご覧いただけます。

2024/06/22  15:00〜17:00  十三野球場   練習試合

  • ツインビー
  • 9
  • -
  • 8
  • ウインパルス
チーム 1 2 3 4 5 6 7 R
ツインビー 4 2 0 0 2 1 0 9
ウインパルス 0 0 2 0 3 0 3 8

勝利投手:JOE 3勝1敗0S

セーブ:NAGAO 0勝0敗4S

本塁打: RYUSEI3号 

梅雨入りの近畿…天気持ちこたえて好敵手との一戦!!

午前中の試合を快勝し、十三へと移動してきたツインビーナイン。この日は午後から雨予報で、試合開始前には小雨がぱらつき始めていた。しかしながら「試合終了までは持ちこたえてくれるだろう!」と試合を決行。恨み辛みの雨となるのか。はたまた恵みの雨となるのか。グランドコンディションは不良とはいえ敵も味方も平等。戦力が拮抗している好敵手、ウィンパルスとの一戦は、梅雨入りとなった近畿地方、どんよりとした黒い曇が広がる空、小雨がぱらつくなかでプレイボールを迎えた。

先手必勝、試合展開を優位に。

こういった空の下では、先制点がよりカギとなる。先制して優位なゲーム展開に持ち込みたいところ。初回、GIALIS、JOH、NOBが四球を奪い取り、一死満塁のチャンス。迎えるバッターは「中三塁打放ってきます」と打席に立つ間際に宣言した、↑↑↓↓右右左ry(???)こと水色スパイク煌めくHIKARI。ライトの頭上を襲う2点タイムリーツーベースを放ち、宣言通りとはいかないまでも見事な打撃を魅せ、先制点を奪う。さらにROCKも連続2点タイムリーで続き、初回に4点を先制した。 先発マウンドにあがるはJOH。この日は帽子を忘れてきたとのことで、髪をなびかせながらの投球。四球1つを出しながらも、コントロール良しテンポ良し。ぐずつくマウンドなんのその、無失点スタート。 2回表、先頭のNAGAOが初球を捉えてヒットで出塁すると、一死1塁で迎えるは、打撃ランキングすべてに上位で名を連ねる巧打RYUSEI。フルスイングした打球は右中間へ。十三野球場の高いフェンスをオーバーするツーランホームランとなり、2点を加点し6-0とする!! 大量援護をもらったJOHは2回も無失点に抑えるも、迎えた3回。先頭バッターを死球で出塁を許すと、二死1、2塁から左中間へのツーベースヒットを浴び、2点を許す。決まったと思われたツーストライクからのスライダーをボール判定されただけに、バッテリー共に悔いが残る1投となったが、足元悪いなか2失点に纏める好投を魅せ、責任投球回を終えた。

一転して試合は拮抗し・・・。

両チーム4回は無得点で終え、迎えた5回表のツインビーの攻撃。先頭バッターはハンサムダディ、髪型をとある仕様にカットし、さらに若々しくなったGIALIS。ボール球をジャンピングバッティングで引っ張ってヒットにすると、NAGANOが避けることの難しいボール球を身を挺して受け止めて死球、一死1、2塁と場面が変わる。迎えるバッターは週末仕事で四国へとマイカーで旅立っており、帰阪したばかりのNOB。3回にもセンターへはじき返すヒットを放っている良く悪くも物言いな愛されキャラは、ナインの期待に応えて左中間を破る2点タイムリーを放ち、8-2とする。 JOHの後を受け、4回からマウンドにあがっているRYUSEI。4回は満塁のピンチを迎えながらも踏ん張る投球を見せたが、5回裏。ここまで2安打と抑え込まれていたウィンパルス打線がついに火を噴く。2四球に3安打を重ねて、3点を返され8-5。ワンチャンスで同点に追いつかれかねない拮抗した展開となり、試合は終盤へ突入した。

絵に描いたようなもつれた試合展開へ。

6回表。NAGAOの四球から、この日チームへの入団を表明した、JOHの後輩にあたる期待の新星、着用ユニフォームは某●●大学野球の▲▲大学仕様、実は付属高校出のWAKABAYASHIがヒットで続き、一死1、2塁のチャンスを迎える。バッターは5回にヒットを放っているGIALIS。ベンチの声援を背に放たれた打球は、レフト前へのポテンヒット。一者生還し、貴重な追加点を上げ、9-5とする。 ストッパーを託されたのはNAGAO。1安打浴びるも、持ち前のテンポ良い投球で、バッターをフライ、ゴロで料理。6回裏を無失点で抑える。 9-5のまま迎えた7回裏。2イニング目となるNAGAOを捉え始めたウィンパルス打線に、1つのエラーに3本のヒット、1点を奪われ9-6と迫られ、なおも無死満塁。ツインビーは絶体絶命のピンチを迎える。しかし、ここからがNAGAOの真骨頂。速球と遅球を組み合わせた投球で、ゲッツーは奪えずとも2つのピッチャーゴロでアウトカウントを重ね、二死までこぎつける。だが、次のバッターに押し出し四球を許してしまい、9-7。引き続く二死満塁。ウィンパルスは一打サヨナラのチャンス、ツインビーにとっては引き続くピンチ。凌ぐか…はたまた追いつかれ追い越されるか…

劇的な結末。

小雨降り続く中、続くバッターは甘く入った遅球をフルスイング。打球は三遊間を破りレフト前へ。三塁ランナーが生還し、9-8。大きくリードを取っていた二塁ランナーはもちろん三塁を回ってホームへ。レフトのOKIがバウンドを合わせて捕球し、ワンバウンドでキャッチャーのミットに収まるような素晴らしい全力バックホーム!!やや一塁方向へ逸れたものの、上手く捕球したキャッチャーWAKABAYASHIが、突っ込んできた二塁ランナーに間一髪でホームベース前足元タッチ!判定はアウト!! 結果的には9-8という1点差のスコアで試合終了となった。序盤に積み重ねた点を守り切ったナイン、特に最後のマウンドに立っていたNAGAOは、好投JOHの白星を消すことなくなんとかゲームセットにこぎつけたのを受け、OKI、WAKABAYASHIに全力感謝をしつつ、ホッと胸をなでおろした。 1試合目に続いての勝利。この日は雨天中止を覚悟していたなかではあったが、結果的には1試合目に続いて2試合目、好敵手とのフルイニングを戦いきっての薄氷の勝利。試合を終えたと同時に降り出した大粒の雨は、まるでこの劇的な結末を予期していたかのように、ツインビーナインの勝利を祝した。

文責:#22 NAGAO

打順 選手 守備 打席 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 得点 盗塁 四球 死球 三振 犠打 犠飛
1 RYUSEI 4 4 1 0 0 1 2 1 0 0 0 1 0 0
2 GIALIS 4 3 2 0 0 0 1 2 1 1 0 0 0 0
3 JOE 4 3 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0
4 NAGANO 4 3 1 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0
5 NOB 4 2 2 1 0 0 2 1 0 2 0 0 0 0
6 HIKARI DH 4 4 1 1 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0
7 ROCK 4 4 1 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
8 OKI 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
9 NAGAO 3 1 1 0 0 0 0 2 0 1 1 0 0 0
10 WAKABAYASHI(仮) 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
選手 投球回 被安打 奪三振 与四球 与死球 失点 自責点 責任
JOE 3 1 2 3 1 2 2
RYUSEI 2 4 0 4 0 3 3 H
NAGAO 2 5 0 1 0 3 2 S

全員が主役!

HIKARI、ROCKの連続タイムリーで開幕。JOHの好投。RYUSEIの特大ホームラン。NOB、GIALISの貴重なタイムリー。NAGANOの得点に繋がる死球に最終回の維持の二塁打、薄氷の勝利でセーブをあげたNAGAO、ゲームセットとなる最後のアウトを文字通り奪い取ったOKI&WAKABAYSHI。全員が主役となったこのゲーム。チーム一丸で勝ち取った勝利であった。しかしながら、試合後には「ココは獲れたぁぁぁ」「いやーー悔しいーー」等の声が。そう、ツインビーには常に"伸びしろ"しかないのだ。この日の連勝を良きとし、次の試合に向かっていきたい。

期待してるぜ!

複数回の体験参加を経て、渉外担当NOBの雑な交渉の末に入団を決めたWAKABAYASHI。90番台の背番号を選択した背景はいざ知らずだが、小中高の野球経験があり、二遊間を中心に捕手も出来る、平均年齢を下げてくれる肩力◎の20代プレイヤーだ。早速この試合で入団初ヒットを放ったが、ポテンヒットとなりベンチから「これが初ヒットで良いのか!?」とヤジられる始末。有無を言わさない正真正銘の初ヒットを、ツインビーナイン全員が待ちわびている。