試合結果

SKYCUPの傷の舐め合い。治癒したのはどっち？

西中島に移動しての2試合目。対戦相手の大阪ユニヴァーズはSKYCUPの予選リーグB組を1位の成績で通過しており、ツインビーとの戦績も1勝3敗と、連敗ストップには厳しいチーム。試合前に話を聞くと、まぁ勝つであろうと思っていたSKYCUPの決勝トーナメント1回戦で負けたとのこと。お互いSKYCUPで負った傷を舐め合おうというこいとでプレイボール。
1回表、先頭の＃47 UEDAがサードの後方へポテンヒットをはなち出塁。俊足を活かし2盗、3盗を決めチャンスメイクするも後続が倒れて無得点。こうも負けが込んでいると、先制のチャンスを逃すだけで嫌な感じがしてくる。
久々の先発マウンドに上がったのは、＃28 NAKASHIMA。先頭を内野安打に仕留めたと思いきやエラーで出塁を許し、嫌な感じが続く。当たらなくていい予感は的中し、ヒットと四球でピンチが広がるとタムリーエラーで先制され、さらにヒットを打たれていきなり3点を失う。
2回、3回は両チームともチャンスすら作れず終い。ゲームの流れが静かになり、次の流れをこちらが作って追い付き、あわよくば逆転したい中盤の4回。1アウトから、この試合で唯一ヒットを打っている＃47 UEDAが今度はツーベースヒットで出塁すると、＃3 SEIYAがヒットを打ち1・3塁に。続く＃7 YASUDAが打撃妨害を受け、まずは1点を返す。なおも2アウト2・3塁と続くチャンスで、＃69 ROCKが2点タイムリーを放ち同点に追い付いた。
その裏、試合を降り出しに戻した直後の大事な局面であったが、ヒット3本と3四死球で3点を奪われ＃28 NAKASHIMAがせっかくの追い上げムードを潰した。
5回の攻撃はあっさり終わり、その裏から登板した＃22 NAGAOは野手エラーとヒットでikinりピンチを迎えるが、打たせて捕るピッチングで凌ぎ切る。
6回1アウトランナー無しの場面で、2安打と絶好調の＃47 UEDAが捉えた打球はライト線にグングン伸びホームラン。本人も「完璧やった！」と振り返る一打は、眩しく照りつける西日に吸い込まれるような幻想的な（本当は西日が眩し過ぎて誰もよく見えなかった）当たりだった。
その裏、1試合目の悔しさを晴らすべく＃00 OGUが登板。三者凡退でぴしゃりと抑え、最終回の攻撃にいい流れを作った。
2点ビハインドで迎えた7回。先頭の＃69 ROCKががヒットで出塁すると、続く＃22 NAGAOが四球で出塁。1アウト後＃00 OGUにもヒットが生まれ満塁に。このチャンスにバッターはスランプ真っただ中の＃25 OZAC。本来は好打者で、ここ数試合タコ続きなだけに逆に期待が持てる。期待通りとはいかなかったが、内野ゴロの間に1点を返す。外野でのヒット1本で逆転サヨナラの劇的な場面で、バッターは＃1 OKI。ヒーローになる姿を意識しすぎたのか、ボテボテの内野ゴロに終わり万事休す。
最後まで粘りを見せるも5対6の惜敗に終わり、ツインビーの傷は癒えなかった。

文責：#28 NAKASHIMA