試合結果

暑くて熱い、痺れる一戦。

SKYCUP2戦目。対戦相手のシャークスとは過去3度対戦して1勝2敗と負け越しているものの、いずれも僅差の試合であることから、レベルは非常に近い。この試合も接戦となり、エラーやちょっとしたミスが勝敗の分かれ目になると予想された。
1回表の攻撃、四球とエラーでノーアウト1・2塁のチャンスを迎える。初回から一気呵成にいきたいところであったが、クリーンアップが機能せず、内野ゴロの間の1点止まりに終わる。
先発の＃00 OGUは、期待通りのピッチングで相手に得点のチャンスすら与えない。ツインビー打線も沈黙し、あっという間に3回が過ぎた。
4回表、四球とヒットで1回同様ノーアウト1・2塁のチャンスを迎えると、＃47 UEDAが右中間にタイムリー2ベースを放ち1点を追加。ここはビッグイニングにしてゲームを支配したかったが、打線が奮わずまたもや1点止まり。＃00 OGUの調子からして、このまま逃げ切れるだろうと思えたが、草野球で2点差は無いも同然なので決して安全とは言えない。
その裏、先頭打者は第一打席で三遊間に強烈なヒットを打っている、見るからにパワーがある大柄な選手。初球、様子見に投げた高めのボール球の速球を強震されホームラン。首ぐらいの高さの速球をものの見事に打ち返す技術とパワーは敵ながらアッパレ！と言うしかない。一発をくらい微妙に歯車が狂ったか、後続に連続四球を与えてしまう。1アウト1・3塁のピンチで痛烈な打球が三塁線を襲う。誰もが「やられた！」と思ったが、サードの＃0 NOBが見事に反応し飛びついて好補。すかさずバックホーム送球。高めにそれたが＃22 NAGAOが処理し、クロスプレーでタッチアウト。＃0 NOBのファインプレーで同点の芽を摘み、良い流れで5回の攻撃へ。
先頭の＃1 OKIがセンター前ヒットで出塁すると、＃77 KARTHIK、＃9 VIJAYの当たりが連続エラーとなり、取られた1点をすぐさま返す。1アウト2・3塁でバッターは脊柱間狭窄症から復帰した＃84 HASE。前の打席は、ランナー2塁のチャンスで三振に終わったが、同じ失敗は繰り返さない。センターへ値千金の2点タイムリーを放ち4点差に。これで勝負ありと思われたが、そう甘くはなかった。
5回裏、先頭を歩かせてしまう。1アウト2塁で次打者を空振り三振にとるもキャッチャー＃22 NAGAOが後逸。振り逃げ阻止の一塁送球が暴投となりボールは転々とライトへ。ランナーはホームを目指す。バックアップに入った＃84 HASEがバックホーム送球するもこれも暴投。グダグダの展開で1点を献上し、おまけに打者を3塁に進めてしまう。ゲーム終盤の大事な局面でツインビー名物の負の連鎖が発動。ワイルドピッチで3塁ランナーを返してしまい2点差に。相手チームは一気に押せ押せムード。対してツインビーナインにはプレッシャーがのしかかる。1アウトランナー無し。ここで立て直したかったが、連続四死球与えてしまう。この日の気温は32度。加えて強力打線相手に神経を使った投球を続けてきたこともあり、流石の＃00 OGUも心身ともに疲れが見えた。2アウト2・3塁の絶体絶命のピンチ。セカンド牽制でアウトを狙うもボールが逸れ、3塁ランナーを返してしまう。とうとう点差は1点に。2アウト3塁、対するバッターは4番打者。グランドはビリビリと痺れるような緊張感に包まれた。ファーストゴロに抑え、何とか1点差を死守すると、あまり感情を表に出さない＃00 OGUがガッツポーツを作り吠えた。
6回、三者連続フォアボールでノーアウト満塁になったところでタイムアップ。5対4で縺れに縺れた接戦を制した。

文責：#28 NAKASHIMA