試合結果

新年早々ダブル。

昨年の後半あたりから昔のようにダブルヘッダーが常態化し、その流れで新年一発目からいきなりダブルヘッダー。 しかも相手チームの大阪ガーディアンズは、戦績を調べたところ格上なのは間違いない。過去にツインビーが大敗したチームに勝利している点からもかなり手強そう。しかし、2連敗だけは絶対に避けたいところ。悪くても1勝1敗で終えることを目指して、寒風が吹き荒れる中プレーボール。

強豪相手に善戦。

先発に起用されたNAKASHIMAは火だるま炎上を覚悟しつつも、序盤でゲームを壊さないように心がけマウンドに上がった。しかし、厳しい判定でいきなり先頭に四球を与えてしまい、その後ヒットは打たれなかったものの盗塁と内野ゴロの間に早くも1点を失った。その後は堅い守備にも助けられ、予定の3イニングを無安打に抑え一応先発投手の役割を果たした。 攻撃は2回、先頭のRYUSEIが内野安打を放ち、1アウトになってKOGAもラッキーな内野安打で1・2塁とチャンスを作る。しかし後が続かず得点ならず。それでも3回、またもや先頭のKARTHIKがヒットで攻撃に勢いをつける。続くOKIはピッチャーゴロに打ち取られるも最悪のゲッツーを免れると、そこからOKIのワンマンショーが始まる。チーム初盗塁を決めると、さらに3盗を狙い、送球が逸れてボールが転々とする間に生還。10年前を彷彿とさせる積極的な走塁で同点に追いついた。その後も四球とOGUのヒットで2アウトながら1・2塁で、バッターは昨年打撃部門のタイトルを総ナメにしたKANEKO。ここで一気に逆転と行きたかったが、そうは問屋が卸さなかった。

投打がガッチリ噛み合う。

ゲームが振り出しに戻った4回からはOGUがマウンドに上がり、四球を一つ与えはしたが三者三振に切って取る素晴らしいピッチングを披露。するとその裏、1アウトからYOUSUKEが放ったライト線の打球に対し野手がダイレクトキャッチを試み突っ込むも捕れず。ボールが転々とライトフェンスに転がる間にYOUSUKEは快速を飛ばしホームイン。あけおめ1号弾となるランニングホームランで勝ち越しに成功する。続く5回、四球とKARTHIK、OKIの連打で1アウト満塁のチャンスを迎えると、UMEのサードへの打球がエラーを誘い1点。さらにNAGANOがフォアボールを選び押し出しでもう1点追加した。 外野陣の好プレーもあり、OGUは6回までの3イニングをノーヒットで完璧に抑え、これで昨年から続く無失点イニング記録を12に伸ばした。

KARTHIKのチン事。

5回の攻撃。KARTHIKの鋭いスイングで弾かれた打球が自らの股間を直撃。悶絶し飛び回り、チームメイトに腰を叩いてもらいしばしブレイク。痛みが残る中バッターボックスへ戻り、内股で下半身をもぞもぞさせながらも追加点に繋がるヒットを放ったインディアン魂にあっぱれ!

杞憂に終わる。

3点リードで迎えた最終7回の守備。豪腕OGUとは真逆の遅球使いNAGAOがクローザーとしてマウンドに上がった。 打ち損じを誘い先頭をまんまと抑えるが次打者にヒットを打たれる。驚いたことに、これがこの試合で相手に許した初ヒット。すると初もの連鎖で初エラーが出ると、2アウトからまたもやエラーが飛び出し、これがタイムリーとなり点差は2点に縮まる。不運続きで気持ちが乱れたのか、珍しく次打者にフォアボールを与え満塁に。長打を浴びれば同点に、下手すれば逆転される緊迫の場面。見事に打ち取りゲームセット。 戦前は高い確率で負けるだろうと思われた試合だったが、贔屓目なしに攻守において「強さ」が感じられる試合を展開し、いい方向に予想を裏切った。

文責：#28 NAKASHIMA