試合結果

旧敵と大事な一戦。

SKYCUPリーグ戦も大詰めとなり、この試合は1部トーナメント進出の可能性がかかった大事な一戦。対戦相手の大阪カープスは昔はよく対戦し切磋琢磨する良きライバルチームだったが、近年はめっきりご無沙汰で、実に5年ぶりの対戦となる。それだけ経てばメンバーが入れ替わったりしてチーム状況も変化しているだろうから、初対戦のチームのつもりで挑んだ。

試合前からチョンボ。

大事な一戦だというのにOKAZAKIがユニフォームを忘れるという大チョンボを犯す。急いで取りに帰るが試合開始には間に合わない。なので急遽スタメンオーダーを変更することに。目下首位打者でノリノリの彼を欠くのは攻撃面で痛手となるのはもちろん、外野の守備も手薄な状態でプレイボールを迎えることとなった。

明暗クッキリの序盤。

初回、先頭SEIYAと3番NAGAOのヒットと四球で1アウト満塁の先制チャンスを迎える。初回から大量得点といきたかったが後続2人が倒れ得点ならず。その裏、先発のJOHは3本のヒット(うちタイムリーは不慣れな外野の緩慢なプレー)を浴び1点を先制される。この日のJOHはストレートが走り状態が非常によかったが、それをいち早く察知し強振せず逆方向狙いを徹底した相手打線の対応力は素晴らしかった。 2回、四球と2つのエラーで労せずにノーアウト満塁のビッグチャンスが訪れる。一気に逆転の期待が高まる中、内野ゴロで本塁ホースアウト。続いて投ゴロでダブルプレーに。初回に続きまたもや満塁のチャンスを棒に振り、得点できな胃だけでなく相手に流れを献上する結果となった。 その裏、攻撃のマズさが守備にも影響する。3つのエラーと2つの死球、1ヒットで計4点を失った。 チャンスをものにできず、逆に相手にチャンスを与え大量失点するという、相手にとってはラッキーなツインビーにとっては最悪な立ち上がりとなった。

静かな中盤。

守りのミスに泣かされたものの。もともと調子が良かったJOHは3・4回をピシャリと三者凡退に抑える。 4回の攻撃、先頭のROCKがフォアボールで出塁すると2盗を決めてチャンスメイク(さすが足だけの男)。2アウトとなり途中出場のOKAZAKIがセンターオーバーのタイムリー2ベースを放ち、ようやく1点を返す。 5回からはNAKASHIMAーNAGAOコンビにバッテリーチェンジ。相手も先発の軟投派から速球派に継投。ツインビー打線は三者三振に抑えられ、NAKASHIMAは2安打されるも無失点で凌いだ。

取って取られて。

4点ビハインドで迎えた終盤6回の攻撃。この日守備で再三好プレーを見せたSHIMAYANのヒットと四球、エラーで3度目となる満塁のチャンス到来。1アウトとなりバッターは今シーズン打撃絶不調のNAKASHIMA。ストレートを捉えた打球は右中間への2点タイムリーヒットとなり、送球エラーも手伝って計3点を返し1点差へと詰め寄る。この勢いで同点、逆転と行きたかったが後が続かなかった。 その裏、ヒット2本とフォアボールでそっくりそのまま逆にノーアウト満塁のピンチを背負う。次打者に甘く入ったストレートを強振され走者一掃の浴び、その後エラーも手伝って計4点を奪われる。1点差で最終回を迎え逆転を狙いたかったが、踏ん張ることができず時間を消費しゲームセット。

負けるべくして負けた試合。

1週間前の試合は非常に締まっていたので、負けた悔しさより充実感が強かった。しかしこの日は違う。負けたというより、相手に勝利を献上した感が強く悔しさが残る。取るべきところで点が取れず、守るべきところでミスる拙攻拙守ぶりは、悲しいかなツインビー名物とも言える。 リーグ戦も残すところあと1試合。対戦相手は強豪チームで厳しい戦いになることは必至であるが、勝ち負け以上に納得のいく試合にしたいものだ。

文責：#28 NAKASHIMA